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Sentence Correction

 

ダイバーシティ(多様性)の時代 → 異なるバックグラウンド間でコミュニケーションや伝達するのが当たり前 → 話す、書く、聞くと読むの誤解を防ぐ重要性と難易度が高い

​言い換えると

「自分本位でなく、多様な母集団に伝わる英語力はMBAや大学院レベルの授業に貢献するための必要条件」

とビジネススクール、海外大学院が共通認識を持っているとGMAT Learning beyond 700は考えております。Sentence CorrectionがGMAT Verbalで課されていた理由はここ​にあると思います。ビジネススクールをはじめとする海外大学院の授業はケースメソッドに象徴されるように、個人で黙々とこなすのではないディスカッション形式が多く、伝わる英語、誤解をうまない簡潔な英語が求められます。

​2024年のFocus Edition(新GMAT)からSentence Correctionが​出題されなくなりました。

 

 

目次

  1. Sentence Correction概要

  2. Sentence Correction勉強法と対策

  3. Sentence Correction出題パターン

  4. Sentence Correctionコツ

 1 - 1. Sentence Correction(通称SC)は文法&表現を修正する問題

下線部について5つの選択肢から正しい(=ふさわしい)ものを選ぶよう指示されます。問題文のうち、対象となる部分は単語、文節から全文まで様々です。下線部が長いから難しい問題、短いと簡単な問題というわけではありません。

1 - 2. 必ずしも修正が必要なわけでもないのが憎い、、

選択肢のうち、一つは問題文そのままです。憎たらしいですが、訂正しなくてもよい問題もあります。まずは下線部について文法や表現で訂正すべき点があるのかないのかを判断します。実際のテストではパッと見で判断できないことも多く、選択肢もざっと見てみてからの判断となることもあるでしょう。

訂正する理由としては、時制や代名詞の間違いなど文法からくる場合もあれば、曖昧や意味のない繰り返しなど表現の場合もあります。そのために文法や表現法を学習しておくことがSentence Correction対策に必須です。このルールが独特というか、解説を読んでもさっぱり意味がわからない時すらあります(笑)。

1 - 3. Sentence Correctionで何がわかる

SCは以下の力を評価しようと出題されます

  1. Correct expression in grammar and structure 文法的に正しい表現か

  2. Effective expression in clearness and conciseness 明瞭で簡潔な表現ができているか

  3. Proper diction in accuracy and suitability 正確でふさわしい言葉遣いになっているか​

​最初のうちは5択全てが正しく見えてしまうことも少なくないと思います。

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Sentence Correction勉強法と対策

2 - 1. 文法2割 × 表現8割

異論反論があるかと思いますが、英文法のみで解答できる問題は全体の2割、残り8割は英文法×英語表現と考えております。文法のみで解答できるのは、下記3つのうち1だけです、2と3は英語表現なしには解答できません。

  1. Correct expression in grammar and structure 文法的に正しい表現か

  2. Effective expression in clearness and conciseness 明瞭で簡潔な表現ができているか

  3. Proper diction in accuracy and suitability 正確でふさわしい言葉遣いになっているか

 

一例として、過去形:did、現在完了形:have+doneと過去完了形:had+doneのうち、前後の文章からどれがふさわしいのか問われた場合、「文法が正しいかだけではなく、表現として適切かどうか」と捉えることが解答力向上の鍵と考えています。

2 - 2. まずは「どの分野の問題?」と理解できているか

SCの解答には2段階があると考えており、最初の段階が「この問題はどのような英文法or英語表現が問われているか?」。これが正しく掴めてこそ続いての段階、「その英文法or英語表現において正しいのどれか?」となり解答を絞り込みます。答え合わせで解答を読む際にもこの点を意識することをおすすめします。

2 - 3. 最初は簡単な問題から

オフィシャルガイドはレベル別になっていますので是非簡単レベルを一通り解いて頻出分野の英文法/英語表現を学習すると同時に出題パターンを掴んでおきましょう、いずれ標準や難しい問題に取り組むを際にいち早く修正箇所を見つける訓練になります。

2 - 4. SCは英語力 plus テクニック

テクニックで解答できる、あるいは選択肢を絞れる場合には積極的に活用したほうが時間の短縮になります。また、分詞構文の主語不一致、単数複数の不一致など頻出分野は問題文の意味がわからなくても解答できるケースが少なくありません。

2 - 5. 下線部以外こそ最良のヒント

下線部が引かれていない部分は必ず正しいのですから、選択肢を考える上で引かれていない部分との整合性はMust条件です。それを意識するだけで、選択肢を比較しやすくなります。

 

次のような例で考えてみます(選択肢は省略します)

Based on discoveries in Physics, particles that were already found are estimated to be only a part of the total particles that exist in the entire space.

選択肢がなくとも又は選択肢を見る前から、選択肢の中から着目すべき点を挙げてみます。

1. 主語は[ particles ] であり、正解は複数形であり、単数形の選択肢は不正解である

2. [ that were already found ]は [ particles ] を先行詞とする関係代名詞である ⇒ 無生物主語の形をとる [ 動詞 ] の形がポイントになる

この2点だけでも消去法で不正解の選択肢を外せます。

2 - 6. 不正解の理由が説明できるか

実力の目安が「不正解の選択肢に関して、その箇所と理由が説明できるか」です。五者択一ですから、正解を選ぶ = 不正解を4つ選ぶ と言い換えることもできます。不正解を見つけられる、かつ理由がわかっていれば実力がついていると思います。

不正解の活用についてより詳しく提案しております

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Sentence Correction出題のポイント

​出題パターンで注意すべき問題を2つ紹介したく存じます。SCにはRCやCRと異なる特徴があります。SCは穴埋めではありません、選択肢Aがサンプルとして与えられている問題です。

3 - 1.問題文全体に下線が引かれている

「下線部が引かれていない部分が必ず正しい」、このルールは不正解を外したり、着眼点をみつける、整合性のチェックに役立ちます。しかし、下線部が問題文全体に引かれている問題では選択肢だけから正解を選択しなくてはなりません。

このような問題においては選択肢の中で簡単に比較できる点があれば真っ先に消去法で選択肢を減らし、その上で解答すべきか、それともランダムクリックすべきなのか判断することをおすすめします。

 

問題文全体が下線部になっている場合、一部のみが下線部の場合と比較して解答に要する時間が長くなる傾向があると考えています。「消去法により何択にまで絞れるか」によりますが、あくまで時間との勝負であるVerbalにおいて、時間をかけてでも解答するのか、諦めて時間を節約するのかは考えておくべき命題ではないかと思います。

3 - 2.Aが正解の確率は理論的に20%

選択肢の5つが平等に正解になっているとすれば、20%の確率でAが正解ですから訂正が不要です。下線部の中に間違いがないとなれば、着眼点が見つけにくい問題です。

 

この点を踏まえて、GMAT Learningは下線部以外こそ最良のヒントだと考えております。SCの正解とは、わかりやすさと簡潔さですが、下線部以外に沿う選択肢を選べば自ずと正解になります。解答の順序として、1.下線部以外(もしあれば) 2.選択肢 という重要度が大切ではないかと思います。

Verbal、Reading ComprehensionとCritical Reasoningはこちらより

GMATのコツ

主語動詞(+目的語)は文字通りに文のメイン

Unlike humans, most species of animals are evenly divided with respect to right- or left-handedness.

主語動詞は文字通りに文のメイン:この文章に対して[ right- or left-handedness ] が主語にくる無生物主語の選択肢があった場合、その妥当性は正解不正解のポイントです。

 

Parallelism(並列)

[ and ]や[ or ]がある場合には前後で同じ品詞を用いた表現にする必要があります。

 

動詞の正しさ

動詞は「時制」「助動詞」「単数・複数」など文法的に適切な形があります(=正しい形に変化します)。従って、動詞の形がはたして正しいのか否か、により消去法が使えます。

 it と that

問題文/選択肢に代名詞があれば何を指しているかすぐに確認: it, their, that, this, these など単数/複数、人なのか物なのか確認すると選択肢を絞れることがあります。

 

 

前置詞に注意: 

手段はbyが一般的です。イディオムでなければ、fromやthroughですとちょっとおかしな表現になるとGMATは考えているようです。 日本語の「てにはを」の助詞を間違えると変だな、というところでしょうか。

Be+形容詞よりも動詞が適切なことが多い

[ be dependent on ]よりも[ depend on ]が正しいです。これはwordy冗長さと頻出です。似たような単語 [ be reliant on ]より[ rely on ]が相応しいです

 

代名詞は文法間違いや曖昧になりやすい

it, its, their, that, this, these, those など単数/複数、人なのか物なのか確認すると選択肢を絞れることがあります。

定冠詞と不定冠詞: 

theとa/anの違いは日本語ではあまり意識しませんが、英語では頻出です。my/your/its/her/his/this/that/theirなど特定のなにかを示します。この特定の何かですが、所有関係がない場合にはtheを用いるイメージです。a/anは定まらないので「任意の」というイメージです。

[ , カンマ ]は接続詞ではない 

⇒ カンマだけでは2文を接続できません。2文を接続するにはand,so, but, forなど接続詞と一緒である必要があります。

 

2つに限定する使い方は多い

either: 二つのどちらか 「either A or B」でAとBは同じ品詞でないといけません

neither: 二つのどちらも、、、ない

both: 基本的に2種類です。3種類以上には用いません。

between: 2種類の間

 

 

動詞の相性

to不定詞派(動名詞はほとんど使いません): hope, afford, decide, fail, learn, manage, plan, pretend, see, enable, allow, wish, promise, expectなど

動名詞派(to不定詞はほとんど使いません): admit, avoid, consider, deny, enjoy, finish, imagine, mind, miss, practice, quit, suggestなど

 

分詞構文は時制を表しにくい:

現在分詞過去分詞は作用反作用の関係を表しますが、あまり時制を表しているわけではありません。過去を表す場合にはhavingやhaving beenにしますが、GMATはあまり長ったらしいのが嫌われる傾向です。

 

意味上の主語に意識する:to不定詞だけでなく、現在分詞や前置詞節においても意味上の主語について整合性が取れていないため不正解となる問題が数多くあります。

 

関係代名詞や現在分詞過去分詞は修飾するための語句:どちらもメインではなく、サブの修飾語句になります。

参考ですが、afterやbeforeの後は句でも節でも両方OKですが、前置詞によっては句でないといけない、節でないといけない、と接続詞の使い方も理解しておくと便利です。

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以下の各リンクよりGMATや英語学習についてご参照いただけます。

ちょっとしたコラムや当ページの補足説明になります。

過去のGMATセクションについて紹介しております。

GMAT Learning beyond 700はFocus Edition以前の旧バージョンGMATに基づいた内容を含みます。

GMAT Focus Edition と 旧バージョンはスコアや形式が異なり、同じパーセンタイル・順位なら前者の方が40-50点くらい低いです。

645 (Focus Edition) = 700 (旧バージョン)

605 (Focus Edition) = 650 (旧バージョン)

がスコア換算の目安になります。受験体験記やビジネススクールのAdmissionsクラスプロフィールをチェックする際にご注意ください。

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